VMware Player 上で Linux 仮想 OS の時刻を合わせる方法VMware

VMware Player のLinux 仮想 OS で時刻を合わせる方法を解説します。

1.はじめに
・VMware Playerの仮想OSはデフォルトでは時刻同期がされないため、時間の経過のごとにずれが発生してきます。
・特に仮想マシンをサスペンド→resumeした場合や、長期電源オフした場合は大幅に時刻がずれます。

2.対処
主に以下の2通りの方法で同期が可能です。
(1)VMware tools の機能を使用して時刻同期を行う。
(2)NTPで外部時刻サーバを指定する。

(1)に関して説明します。

3.VMware toolsインストール
メニューよりインストールが可能です。

4.確認/設定コマンド
以下のコマンドにより確認が可能です。

(1)状態確認コマンド（6.07ではデフォルトでオンだった)
# vmware-toolbox-cmd timesync status
Enabled

(2)有効化するコマンド
# vmware-toolbox-cmd timesync enable

(3)無効化するコマンド
# vmware-toolbox-cmd timesync disable

5.注意点
　英語版のLinuxの場合はタイムゾーンが異なるため時間がずれています。「タイムゾーン」をアジア/東京に変更します。

「System」「administration」「Date&time」「time zone」で

「Asia/Tokyo」を選択します。

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