[VMware 情報局]

カスタマイズ仕様マネージャ

VMware カスタマイズ仕様マネージャを使用すれば、仮想PCのテンプレートからの仮想PC作成で(OSパラメータを変更しながら)クローン(複製)を作成すること可能となります。カスタマイズ仕様マネージャは、元となるテンプレートから大量のOSのクローンを作成し、かつホスト名やipアドレスなどの一部分のみをカスタマイズしたい場合にはとても便利です。

1.新規カスタマイズ仕様マネージャの作成 (Windows)


(1)カスタマイズ仕様マネージャは、メニューの「ホーム」「マネージメントツール」から実行します。
(2)[新規]をクリックします。
(3)「ターゲット仮想マシンのOS」で「Windows」を選択します。

新規カスタマイズ仕様マネージャ | Windows / Linuxの選択

(4)クローン先のOSで自動設定される「名前」「組織名」を入力します。

新規カスタマイズ仕様マネージャ | 名前、組織名の選択

(5)クローン先のOSのコンピュータ名を設定します。デプロイ時で毎回コンピュータ名を入力する場合には「デプロイウィザードに名前を入力」を選択します。

新規カスタマイズ仕様マネージャ | NetBIOS名の入力

(6)Windows ライセンスを入力します。不要な場合は後で入力する場合には空白のままにします。

新規カスタマイズ仕様マネージャ | ライセンスの入力

(7)administrator のパスワードを入力します。「管理者として自動的にログイン」にチェックすれば、起動時にadministratorで自動的にログインされます。ログインする回数は「自動的にログインする回数」で指定します。

新規カスタマイズ仕様マネージャ | administrator パスワードの入力

(8)タイムゾーンを選択します。

新規カスタマイズ仕様マネージャ | タイムゾーンの選択

(9)ログオン時に一度だけ実行するコマンドを指定します。通常は不要です。

新規カスタマイズ仕様マネージャ | コマンド実行の設定

(10)IP アドレスなどネットワークを設定します。デプロイ時に毎回入力する場合には「仕様が使用された場合、ユーザにアドレスを入力するプロンプトを表示」をチェックします。これをチェックした場合、クローン作成時の都度にipアドレスの入力を求める画面が表示されます。

新規カスタマイズ仕様マネージャ | ネットワークの設定

(11)作成するクローンが所属するワークグループあるいはWindowsサーバのドメインを設定します。

新規カスタマイズ仕様マネージャ | ワークグループ、ドメインの設定

(12)クローンするマシンで新規のSIDを作成するか設定します。通常はクローンごとにSIDは異なるので、「新規セキュリティID(SID)の生成」をチェックします。

新規カスタマイズ仕様マネージャ | SIDの設定

以上でWindows 用のカスタマイズ仕様が作成されました。今後はこのカスタマイズ仕様とテンプレートあるいは仮想マシンのイメージを作成して新規の仮想マシンを作成することができます。

2.カスタマイズ仕様マネージャをコピー・修正する

作成したカスタマイズ仕様をコピー・修正することも出来ます。

(1)カスタマイズ仕様マネージャは、メニューの「ホーム」「マネージメントツール」から実行します。以下の例ではLinuxのカスタマイズ仕様が一つだけあります。

カスタマイズ仕様マネージャの起動方法

(2)コピーします。「test001」というカスタマイズ仕様から「テスト001のコピー」というカスタマイズ仕様を作成しました。

カスタマイズ仕様をコピーする

(3)コピーしたカスタマイズ仕様をコピー・編集します。

カスタマイズ仕様の編集


カスタマイズ仕様 | タイムゾーンの選択

カスタマイズ仕様 | DNS、ドメインの設定

3.クローン作成(デプロイ)の実行

クローン作成時に以下の画面が表示されます。ここで「既存のカスタマイズ仕様を使用してカスタマイズする」を選択し、先ほど作成したカスタマイズ仕様を指定します。

カスタマイズ仕様を使用してデプロイを実行

以下のようにカスタマイズ仕様を使用して大量に簡単にクローンを作成することができます。

カスタマイズ仕様マネージャを使用したクローンの作成

[VMware 情報局]