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作成日:2017/05/26
更新日:2017/05/26
対象:Windows 10

アプリケーションのダンプファイルを生成する手順




【目次】


ダンプファイル生成


アプリケーション(プロセス)を指定してコアダンプファイル(core dump file)を手動で生成する手順を紹介します。


手順


(1)
タスクマネージャーを起動します。(タスクバーを右クリックして[タスクマネージャー]を選択します。

(2)ダンプファイルを生成したいアプリケーションを右クリックし[ダンプファイルの生成]を選択します。



以下のようにローカルファイルに保管されます。



DUPのファイル名は以下の通りとなります。
C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp\<アプリケーション名>.DMP

既にファイルがあると、以下のような名前で保管され、上書きされない仕組みとなっているようです。

C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp\<アプリケーション名> (1).DMP

typeしてみると以下のようにバイナリファイルであることが分かります

C:\Users\username\AppData\Local\Temp>type force-crash-test-app.DMP
MDMP透?・             ト    $? ・・



一般ユーザがこのファイルを解析してアプリケーションエラーとなる原因を解析することは困難でしょう。
アドレスやメモリ構成が分かるアプリケーションの設計者(ソースを持っている)がこのファイルを解析してトラブル対応をすることができます。

Windows XP などの時代はドクターワトソン(drwtsn32.exe) がクラッシュした場合に自動的にコアダンプを生成していました。
Windows 10ではタスクマネージャーより生成することができます。


参考


アプリケーションエラーを強制的に生成するアプリを作成するには、以下のソースをコンパイルして実行することで実現可能です。

#include "stdafx.h"
#include "windows.h"

int main()
{
_asm{int 3}

return 0;
}






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