[ホーム] - [Windows 10 FAQ 一覧] - [受信ウィンドウ自動チューニング]



作成日:2017/06/11
更新日:2017/06/28
対象:Windows 10

受信ウィンドウ自動チューニング




【目次】


概要



Windows 10 にはTCP における受信のウィンドウサイズを自動で調整する機能があります。
古いWindows では TPC でデータを受信するウィンドウサイズは固定でした。しかし最近ではWindows Updateやファイルダウンロードのように大きなファイルのダウンロードから、リモートデスクトップ接続やhttp など小さいファイルを大量にダウロードするケースがあります。

よって最近のWindows ではウィンドウを自動で調整する機能があります。自動で大きくしたり小さくしたりする機能です。
以下のコマンドでこの機能が有効化確認することが出来ます。


設定の確認と変更




>netsh interface tcp show global | findstr 受信ウィンドウ
受信ウィンドウ自動チューニング レベル : normal



normal と表示されればこの機能は有効です。

無効にするには以下のコマンドを実行します。

netsh int tcp set global autotuninglevel=disabled



無効な状態から有効にするには以下のコマンドを実行します。

netsh int tcp set global autotuninglevel=normal



問題点


ただし古いファイアウォールや古いルーターを使用している場合は、このウィンドウサイズ自動変更機能に対応しておらず、逆にパフォーマンスが大幅に低下する場合があります。
そのような場合はこの設定を無効化して改善するか確認してください。






(ご注意) 本サイト内の内容を使用して発生したいかなる時間的損害、金銭的損害あるいはいかなる損害に対して、いかなる人物も一切の責任を負いません。あくまでも個人の判断で使用してください。 本ページは独自に調査をしたアンオフィシャル(非公式)な内容です。内容に誤りがある可能性や仕様変更により内容が不正確になる可能性があります。 本サイト内掲載されている情報は、著作権法により保護されています。いかなる場合でも権利者の許可なくコピー、配布することはできません。 このページはリンクフリーです。(このページへの直接リンクも可能です。)


Copyright(c) TOOLJP.COM 1999-2022

[Windows 10 FAQ 一覧に戻る]