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作成日:2014/06/30
更新日:2022/03/09
対象:Windows 7

VirtualStore フォルダが無効となる条件




【目次】


VirtualStore とは


VirtualStore とはWindows7以後に搭載されたシステム保護機能です。いわゆる"行儀の悪い"ソフトウェアから Windowsを守る機能です。
ソフトウェアによっては システム領域 (C:\Windows\System32など)にファイルをコピーしたり、システム領域のレジストリを変更したり、C:\Program Files 以下のファイルを編集したりします。管理者権限でサインインしている場合、上記の設定が変更可能となります。一般的にWindowsでは管理者権限でサインインしているので、ソフトウェアが行儀が悪いと平気でこれらの領域を破壊してしいます。だからと言ってこれらの操作を禁止してしまうとソフトウェアが正常に動作しません。過去の名作のフリーソフトウェアなどを動かしたい場合も多いでしょう。

そこで登場したのが"VirtualStore"という機能です。
VirtualStoreでは行儀の悪いソフトウェアは自分の思い通りにシステム領域を修正していますが、実は仮想的な領域を修正しているだけで実態は修正されていません。
よく考えられた保護システムです。

詳しくは以下を参照してください。
Virtual Storeとは

VirtualStoreが機能しない


しかしこのVirtualStoreが機能しない場合があります。どのようなケースでしょうか。

それはUACが関係しています。UACの設定が「通知しない」(4段階の一番下のレベル)の場合はVirtualStoreが無効となるようです。
(ビルドインの administrator は UACが無効であるため、結果として virtual store も無効になるようです。)

参考:
UACを変更する方法


VirtualStore フォルダが無効となる条件






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