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作成日:2015/08/26
更新日:2018/07/27
対象:Windows 10

Windows Time(W32Time)を自動起動しても停止してしまう原因





Windows Time(W32Time)は時刻同期のサービスです。デフォルトは手動起動(トリガー)となっており通常時は停止していますが、必要時に自動的に起動する仕組みとなっております。
時刻同期といっても常に同期しているのではなく、OSの起動時及び定期的に同期を実行しています。
よって常時起動する必要はなく、リソース消費を抑える(余計な負荷かけない)ため、通常時は停止しておき、必要時のみ起動する仕組みとなっております。
具体的には時刻同期プロセス(スレッド)が常駐していると例えそのプロセスが停止(この場合は時刻同期をしていない)していても定期的にコンテキストのスイッチ(タスク切り替え)が発生してOSに負荷をかけるため、必要時のみ起動させようということです。それならtime サービスのようにサービスの形態ではなくてよいと思いますが、Windows NT 時代の互換性のためと思われます。

ただしWindows Time(W32Time)を自動起動に設定しOS起動後に常に稼動させる設定も可能です。
しかし別途タスクスケジューラによりWindows Time(W32Time)の起動/停止も行うため、何かのタイミングで停止されてしまいます。

よってWindows Time(W32Time)を自動起動にする場合は、タスクスケジューラで「SynchronizeTime」タスクを無効化してください。

特に時間の正確さが重要なシステムで時刻同期プロセス、サービスを監視する場合があります。これらが停止すると監視が出来ないので常時起動させる必要があります。







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